18世紀後半の産業革命よりイノベーションは、人類に様々な恩恵をもたらしてきました。一方で情報社会への移行においては、その管理監督が個人レベル・企業レベル・国家レベルにおいても様々な側面でも問題を引き起こしています。本来テクノロジーとは「人の意志」で管理をされるべきものであり、「人の意志」が介在しないテクノロジーは形骸化され、本質的な社会の発展にはつながらないと考えています。つまり、いかに技術進歩がしようとも、人間の存在に焦点をあてていくことが普遍的な価値を生み出します。新時代の教育や文化といったものが、どのような形になるかを考えた時に情報技術の在り方も、より掘り下げて考える必要があるのではないでしょうか。物理学的な概念としても使用されていますが、グラビトンとは、人間の考え(思考)と科学技術(ITなど)の架け橋となる情報概念としての定義づけが必要であると生み出されたものです。あらたな情報管理スキームとしての活用を目指しています。情報技術をマクロでみた概念の効果的な運用により、健康医療や企業活動促進などの原動力になるべく進めてまいります。
まず私達の考えでは、不健康や人間的なトラブルなどの「社会的不調和」とは、生活をする人間と環境との、「情報マッチ」が上手くできていないことによって引き起こされる、と捉えています。同様の環境設定であったとしても、ある方にとってはマイナスでも、ある方にとってはプラスであるかもしれません。しかしながら、その本質的問題は、「環境 ー 個人」、「環境ー企業」のつながりを明確にとらえていなければクリアできないのではないでしょうか。そのつながりの側面からみた、様々な事象にマイナス要因(情報)があると、あらゆる企業活動を阻害し、環境や健康への影響もでます。それは多くは人の考え方と環境のズレによって引き起こされるものであり、現代社会ではIT技術・電気通信網・WIFIなどの過度な発達により、その不安感は過去の時代よりもスピーディに、しかも影響が大きくもたらすものなのです。結果として、イライラする、過食、対人恐怖症などの人間としてのソフトの側面に影響が出てくるのです。グラビトンは、これらの状態の情報の正常化をテクノロジーで解決することを目指しています。
環境と人とのアンマッチは現場の活性化を疎外する要因となります。これに対応するテクノロジーが求められています。人間は非常に繊細ですので、様々な条件設定もふくめた環境に大きく影響されます。
現在、IT技術・AIテクノロジーの発達により、情報量が膨大な時代となった、つまり考慮するべき条件設定が多すぎるのです。そして、わたしたちはその管理に振り回されているのが実情です。また、それにともない生活のあらゆる場において、生活習慣病などの過去の時代にはなかったストレスやマイナス要因が増えていることが事実です。つまり過去の時代よりも、ストレスが広がりやすい状況となっているのです。
古来より日本人は、茶室・相撲の土俵・能楽の舞台など、感性を高める「独特の場」をつくりだすことに長けていました。このような場づくりとは、人間と環境の調和をもたらしながらも、社会的なコミュニケーションの質を高めていきます。また各国の皇室などにおける伝統儀礼などにも、国民の生活や環境調和を高めるための様々な配慮がなされています。わたしたちは、このように人間と環境の調和から効果的なコミュニケーションと生活を生む場をづくりが重要であると考えています。特に、日本的な感性、だれにも真似ができない繊細な雰囲気をつくりだすセンスは、今後のイノベーションにおいても、最も研究をすべき題材であると考えています。これらが新しい情報技術として活用されるべく、開発・ソリューション提供を行っていきます。
Copyright © 株式会社 ミドルウェイ GSH オフィシャルサイト All rights reserved.